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HUSH

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DEEP PURPLE(ディープパープル)

































『ハッシュ』(Shades of Deep Purple)は、イギリスのロックバンド、ディープ・パープルのデビュー・アルバム。日本では、邦題「紫の世界」として発売された。その後、廃盤になったが1973年9月にワーナー・パイオニアから「ハッシュ/ディープ・パープルI」として再発売されている。当時はヴァニラ・ファッジやクリーム、ドアーズなどがヒットチャートを賑わせており、それらはいわゆるサイケデリック・ロックあるいはアート・ロックと呼ばれるジャンルに一般的に分けられていた。本作も無論それらの影響を強く受けている。収録曲は、オリジナル曲とカバー曲の半々になっている。レコーディングは、ロンドンのデ・レイン・リー・スタジオでわずか2日間ほどで行われ、費用もさほど掛からなかった。プロデューサーはデレク・ローレンス、エンジニアはバリー・アインスワース。アメリカでは、レコード会社「テトラグラマトン・レコード」と契約。アメリカ人歌手・ジョー・サウスのカバー曲で、シングル・カットされた「ハッシュ」の大ヒットに伴い、全米チャート24位まで上昇した。この当時、バンドの音楽性において中心的な役割を果たしていたのは、紛れも無くジョン・ロードであった。決してワンマンでは無かったが、リッチー・ブラックモアはまだギタリストとしてのアイデンティティを獲得してはいなかった。 こうした中、バンドの方向性はロードの好みに合ったヴァニラ・ファッジやマウンテンなどを模範とした音楽を基調とし、そこにリッチーやペイスが激しい即興演奏で絡むスタイルとなった。しかし後のハードな持ち味も、このアルバムに収められた演奏からすでに感じられる。実際に当時のステージでは、レコードとはうって変わったハードロックを演奏していたと言われている。たしかにこの頃の彼らは、自らの音楽性に対してまだ確信を持つには至っていなかった。それを踏まえた上で、『ディープ・パープル・イン・ロック』以降の、本格的なハードロック・バンドとしてのディープ・パープルを完成と見れば、本作はそこに向かうはるか以前の試行錯誤の一つに過ぎないとも言えるかもしれない。しかし、ハードロックとは別の評価軸からすれば、本作は十分な魅力を持った成果であると評価することも出来るだろう。






















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