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永遠の夢に向かってポール・リヴィア&レイダース

 

ポール・リヴィア&レイダース

ポール・リヴィア&レイダース












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Paul Revere & The Raiders - Good Thing

























60年代中期から70年代初頭にかけて活躍するアメリカン・ガレージ・ポップ・バンド、ポール・リヴィア&レイダース。TV番組にレギュラー出演する事で人気に火がつき、60年代アメリカを代表するバンドになります。"ガレージ・ポップ"ってジャンル自体が微妙なんですけど、言うならば、"売れ線ガレージ・ロック"って感じでしょうか。キャッチーなメロディとワイルドな演奏、そしてガレージ・バンドらしからぬお揃いのコスチュームで、ヤング(←死語)の心を鷲掴みにします。本作はそんな彼らのコロンビア時代のベスト盤。60年代中期の楽曲が収録されています。ちなみにリーダーのポール・リヴィアはヴォーカルではなくキーボード担当で、リード・ヴォーカルはマーク・リンゼイ。その後マーク・リンゼイの存在感が大きくなり、マーク・リンゼイ&レイダースに改名するとか。リーダーの名前を冠するバンド名は当時の流行りですが、リーダーが変わってバンド名も変わると、何か寂しい気もします。売れ線ガレージ・ロックと言いましたが、その音楽性はかなり黒くてワイルド!バリバリのR&Bを中心に、ストレートなR&Rやパンキッシュなナンバー、はたまたカントリー系など、バラエティ豊かに子供騙しのバンドではない技術の高さを誇っています。彼らのサウンドの魅力はノリやすいリズムとマーク・リンゼイの太く黒い喉!ステージ・パフォーマンスやコスチュームからは想像もできないくらいにサウンドはタイトでラウドで暴力的。マーク・リンゼイのヴォーカルなんて、こんなバンドで歌わすのが勿体ないくらいソウルフルでワイルドでセクシー!ガレージ・ポップで括っていましたが、サウンドは十分にガレージ・ロックであり、ガレージ・パンクです!KINGSMENでお馴染みの「LOUIE, LOUIE」のカヴァーは背中がゾクゾクするほどイカしています。イントロのサックスとナレーションから渋くアダルティに始まり、リンゼイのワイルドにシャウトするソウルフルなヴォーカルに失禁しちゃいそう。「STEPPIN’ OUT」は、リヴィアとリンゼイによるオリジナル。ズシリズシリの響くファズ・サウンドに悶絶間違いナシのクールで疾走感溢れるガレージ・ナンバー。パンキッシュな「GOOD THING」のツボを心得たノリの良さは絶品!自然とカラダが疼きます♪そしてこのバンドと言えば、ヒット曲「KICKS」。印象的なギター・リフから始まるPOPでノリの良いR&Rナンバーですが、リンゼイのヴォーカルが冴えてますねぇ。動画で見るとかなり濃い顔で暑苦しいリンゼイですが、パワフルでありながら切なさも感じさせる表現力はさすがです。曲はPOPでありながら曲展開はスリリングだし、何度聴いても飽きません。「KICKS」はトッド・ラングレンのNAZZでも取り上げていますが、個人的にはレイダースのほうがお気に入りです。ショー・ビジネスの世界とも調和していたアメリカン・ガレージ・サウンド。そこそこメジャーなガレージ・バンドは、何の違和感もなくテレビに正々堂々と登場していた時代なんですよね。THE SEEDSのスカイ・サクソンがテレビでクネクネ踊っている映像を見た時は衝撃的だった。レイダースを、陳腐な"なんちゃってガレージ・バンド"だと思って聴き逃すのはかなり勿体無い!ガレージ・ファンなら押えておきましょう。













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