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永遠の夢に向かって未来を選べ。

 

未来を選べ。

未来を選べ。
















人生で何を選ぶ?

仕事、出世、家族。

大型テレビ、洗濯機、車、CDプレーヤー。

健康、低コレステロール、保険。

固定金利の住宅ローン、マイホーム、友達。

レジャーウェア、ローンで買う高級なスーツとべスト。

単なる暇つぶしの日曜大工、下らないクイズ番組、ジャンクフード。

腐った身体をさらすだけの惨めな老後。

デキ損ないのガキにもうとまれる。

それが“豊かな人生”。

だが俺はゴメンだ。

豊かな人生なんて興味ない。

ヘロインだけがある。















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Trainspotting - 1996









































90sのイギリス映画を代表する作品『トレインスポッティング』。これはスコットランドのエディンバラに暮らす薬物中毒やアルコール中毒といったろくでもない老若男女の日常をスタイリッシュに切り取った物語。主演はユアン・マクレガー、ロバート・カーライルなど。監督はダニー・ボイル、原作はアーヴィン・ウェルシュ。ここに挙げた4名すべてスコットランド人。そんな素敵な映画。ところでこの「トレインスポッティング」というタイトルはしばしば謎を呼んできた。いったいどんな意味なのか、外国人である日本人だけではなく、当のイングランド人やスコットランド人にもよくわからない。当然、もっともらしく書かれている日本語のネット上のソースも、全て間違っているか、もしくは間違ってはいないけど正しくもない、そんなものしか見つからない。イギリスで拾ってきた『カウンターカルチャー』という1995年に発行されたミニコミ誌の記事から「正解」を引用。おそらく、最も正しい「トレインスポッティング」の意味。


Some of my less well informed friends have asked why the film is called Trainspotting. I shall tell them, and you. In Leith there is now a Scotmid store and Waterworld where once there was an unused and decaying railway yard. Heroin addicts would use this yard to shoot-up and the local joke had it that they were 'trainspotting'.quoted from Counter Culture No.7 (1996), Published by Third Way Publications, London.


訳すと、映画の舞台となったスコットランドの首都エディンバラの北部にリースと呼ばれる地域がある。現在はショッピングセンターとして再開発されている場所に、かつては鉄道の操車場があった。そこは長らく廃線になったまま朽ち果てるままに放置されていたのだが、いつしかヤク中が集い、ドラッグを売買したり一本キメる場所として有名になった。これをエディンバラのリース地区のローカルなジョークで「奴らはトレインスポッティングだ」と呼ぶようになった、という。トレインスポッティングの本来の意味は、(少しばかり熱心な)鉄道ファン。鉄道の操車場にドラッグを注射しにいく連中を「ヤツらは鉄オタだ」とジョークのネタにしたのが、映画『トレインスポッティング』のタイトルの意味。


アーヴィン・ウェルシュの同名小説の映画化。スコットランドを舞台に、ヘロイン中毒の若者達の日常が斬新な映像感覚で生々しく描かれている。本国イギリスを中心とするヨーロッパはもとより、アメリカ、日本でも大ヒットとなった。当時まだ無名だったユアン・マクレガーの出世作でもある。なお、原作者のアーヴィン・ウェルシュも端役で出演している。印象的な蛍光オレンジのポスターも若者を中心に人気を集めた。イギリスの『トレインスポッティング』(TRAINSPOTTING/1996)は、後に『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー監督になるダニー・ボイルの2作目で、こちらもブリット・ポップ全盛期の影響もあって、日本ではクラブカルチャー/ファッション性の高い話題作として公開された。原作は映画同様の体験をしていたアーヴィン・ウェルシュの半自伝的小説。舞台は若者たちの失業や貧困に覆われるスコットランドのエディンバラ。マーク・レントン(ユアン・マクレガー)には、陽気で悲惨な仲間たちがいる。ヘロイン中毒のスパッド、007おたくのシックボーイ、好青年のトミー、そして年上で兄貴分の喧嘩とアルコール中毒のベグビー。ドラッグ欲しさに窃盗や詐欺を繰り返す毎日だ。マークはドラッグ断ち中、性欲が復活して行きつけのクラブでセクシーな女の子をナンパ。そのダイアン(奇しくも『ドラッグストア・カウボーイ』のケリー・リンチの役と同じ名前!)と一夜を共にするが、彼女は実は中学生という事実にビビッてしまう。ジャンキー仲間の赤ん坊の死という悲劇をきっかけに、ドラッグに深く溺れていくマークだったが、今度こそはと両親の家で誓いを立て、幻覚と闘う地獄のような治療を受けて身体を元に戻す。そして一旗あげようとロンドンに行き、不動産の仕事に就いて働きまくるが、ある日、嗅ぎ付けたベグビーとシックボーイが居候し始め、トラブルを起こして会社をクビになる。故郷に帰ると、失恋が原因でドラッグにはまり、過剰摂取で死んだトミーの姿があった。スパッドの持ちかけた仕事で大金を掴むマークと仲間たち。それぞれが甘い夢を描いた矢先、ベグビーは相変わらず喧嘩三昧で年下のマークたちを参らせる。マークはみんなが寝静まった後、稼いだすべての金を持ち去って、一人だけ未来へと歩き出す。サウンドトラックには、イギー・ポップやルー・リードといった大御所から、ニュー・オーダーやプライマル・スクリームの中堅、ブラーやパルプのブリット・ポップ最前線、そしてテクノのアンダーワールドなどを収録。音楽的にも注目された作品だった。
























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