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NM502i

NM502i
















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Nokia Corporation


































「NOKIA NM502i」

NTTドコモのiモード端末に新しい仲間「NOKIA NM502i」が加わった。iモード端末はサービス開始以来、松下通信工業、三菱電機、NEC、富士通の4社のみが発売し、現在に至っている。松下通信工業、三菱電機、NEC、富士通の4社はNTTドコモのムーバシリーズをいち早く手掛けるなど、NTTドコモの端末では常に中心的な役割を担ってきている。今回発売されたNM502iは、中心メーカー4社以外では初めてであるだけでなく、海外メーカーとしても初のiモード端末という非常に意義深い製品だ。すでに、一部の地域では4月から販売が開始されていたものの、関東・甲信越地区では発売が長らく延期されていた。先月のiモード受付自粛騒ぎの影響などもあり、発売がいつになるのかが懸念されていたが、ようやく5月15日に発売が解禁され、筆者も機種変更で製品を入手できた。まだ数時間しか触ることができていないが、早速、レポートをお送りしよう。


ヨーロッパの香り漂うデザイン

ノキアと聞いて、何を連想するだろうか。映画の「マトリックス」? 赤外線通信ポート? それとも、スポーツイベントのスポンサー? 最近でこそ、日本でもブランドとして認知されるようになってきたが、ノキアは世界を代表する携帯電話のメーカーだ。どれくらい世界を代表しているかというと、1999年に全世界で販売された携帯電話の内、27%ものシェアを獲得している。ちょっと乱暴な言い方をすれば、世界の携帯電話の3台に1台はノキア製端末ということになる(実際は、累積台数があるから、差はあるけどね)。ノキアは今まで日本国内市場向けに、NTTドコモ向けやIDO向け、J-フォン向けなどに端末を販売してきた実績がある。実は、筆者も一時期、J-フォンの「DP-154EX」(腰に下げるベルト付きのケータイ)を愛用していたのだが、そのデザインと存在感は他のケータイを圧倒するものがあった(何度、街で指を指されたことか(笑))。もちろん、そんな派手なケータイだけでなく、質実剛健なデザインの製品も販売しており、一部に熱心なファンがいることでも知られている。今回、発売されたNM502iは、昨年発売されて人気を集めたNM207のデザインを踏襲しながら、さらにスリムでシャープなデザインにまとめられている。国産のケータイにはちょっと独特の雰囲気を持っている。ちなみに、NM502iはヨーロッパのGSMエリアで販売されている「NOKIA 8890」に近いデザインと言えそうだ。本体前面にはアクティブスライドと呼ばれるカバーが付いており、これをスライドさせて開けると通話ができ、反対方向にスライドさせて閉じると通話を終了することができる。テンキーはアクティブスライド内部に格納されている。ちなみに、スライドを閉じた状態でボタン類をロックすることも可能だ。テンキー以外のボタン類は、液晶ディスプレイ下の部分にまとめられているが、iモードボタンについては本体左側面に装備されている。液晶右上にあるボタンは電源スイッチで、背面にはノキアのケータイではおなじみの「YO・BE・BAボタン」が装備されている。YO・BE・BAボタンは音声認識により、ユーザーの声で電話を掛けられる機能を使うためのものだ。最近では国産の携帯電話にも標準的に装備されるようになってきたが、日本で一番最初にこの機能を搭載したのはノキアだ。液晶ディスプレイは最大全角8文字×8行の表示が可能だが、ステータス表示などに使われる行もあるため、実質的には全角8文字×6行の表示となる。階調表示は501i世代と同じモノクロ2階調までとなっている。F502iやD502iなどのカラー液晶ケータイが登場し、モノクロ液晶を採用したN502iやP502iが大画面化した現状を考えると、スペック的にはやや見劣りがする感は否めない。


独特のメニュー構造に戸惑う

スタイリッシュなボディのNM502iだが、中身はどうだろうか。まず、着信メロディは残念ながら単音となっている。標準で4つの着信音、12種類の着信メロディが登録されており、ダウンロードしたメロディや自作メロディを登録するエリアは5つ用意されている。 待受画面は月単位で変わるものが用意されており、これ以外にユーザーがiモードサイトなどからダウンロードした画像を表示させることもできる。待受画面のほか、電源オン/オフ時のアニメーション、着信アニメーションなどもカスタマイズすることが可能だ。 また、モバイルユーザーにとっては、やはり見逃せないのが赤外線通信機能(IrDA)だが、これについてはすでに4月11日と12日に、彩音五郎氏がレポートを掲載しているので、そちらを参照していただきたい。Bluetoothまでの過渡的な接続手段としては赤外線通信も有効だろうというのが筆者の感想だ。 このほかにも、NM502iには3種類のゲーム、誕生日などが登録できるカレンダーノート、カスタマイズできるマナーモードなどの機能も搭載されている。派手さこそないものの、実用性のある機能を着実に押さえているといった印象だ。これに対し、操作性の面では若干、不満が残った。最初に気になったのがメニュー回りの使い勝手だ。多くの携帯電話はファンクションキー([メニュー]キーや[F]キー)などを押して、機能番号を入力したり、上下キーで機能を選択する。NM502iも同様の構成になっているのだが、最初のグループの機能から次のグループの機能に移動するとき、階層を一度、戻らなければならないのだ。NM502iには「加入者サービス」「ショートメール」「伝言&音声」「発着信履歴」「カレンダー」「通話情報」「モード」「その他の設定」「ゲーム」がトップメニューに割り当てられているのだが、これらの中にある機能を最初から順に上下キーのみで見ていくことができないのだ。この使い方は現在のほとんどのケータイでできるのだが、NM502iでは階層構造を理解し、メニューを行き来しなければ機能を呼び出すことができない。ちなみに、DP-154EXでも同様のメニュー構造だったため、筆者はすぐに使い方を理解できたが、ノキア端末がはじめてのユーザーはかなり戸惑うだろう。 同様に、NM502iのメニューは、ほとんどが一画面にひとつの機能が表示されているため、一覧性が良くない。本来、機能設定は購入時程度にしか使わないので、あまりに気にする必要はないのかもしれないが、国産端末と張り合うのであれば、もう少し改良して欲しかった。 メールやiモードコンテンツの操作性もまだまだ検討の余地が残る。たとえば、iモードメールを利用するとき、メールアドレスを電話帳メモリから参照することはできるのだが、新規に入力する場合、「.ne.jp」「.co.jp」などの文字列は1文字ずつ入力しなければならない。同様に、オフィシャルページ以外のiモード対応ページを閲覧するために、URLを入力するときも、「www」「.html」などの文字列を1文字ずつ入力しなければならない。他のiモード端末をはじめ、インターネット対応のメールやコンテンツを閲覧できる携帯電話では、今やこの機能は標準的となりつつある。ぜひとも次期モデルでは改善をしてもらいたい点だ。


発売された意義は大きいが……

発表直後の回収騒ぎやiモードの受付自粛など、さまざまなマイナス要因が重なってしまったNM502iだが、やはり世界最大のメーカーであるノキアが日本のローカルな規格であるiモードに対応した端末を投入してきたという意義は大きい。それだけ、世界的に見ても、iモードがビジネスモデルとして成功していることの証だろう。 ただ、端末そのものの評価については、操作性の面を中心にまだまだ不満が残されている。国産端末しか触ったことのないユーザーは、最初の段階でかなり戸惑いを覚えるはずだ。つまり、ハードウェア的な仕様こそ、日本向けにカスタマイズされているが、操作体系などの部分については海外製品のままという捉え方もできる。この部分をどう評価するかが選択のポイントになりそうだ。 また、今回は詳しく評価をしてないが、やはり赤外線通信の魅力は大きい。近距離無線通信のBluetoothが今秋から来春に掛けて普及してくることを考えると、やや短期間の利用になるかもしれないが、線をつながないことのメリットは十分に享受できるはずだ。できることなら、ノキアや関係メーカーには赤外線通信ポートが活用できる製品の情報をさらに充実させてもらいたい。


ノキア

ノキア(Nokia Corporation)は、フィンランド・エスポーに本社を置く、通信インフラ施設・無線技術を中心とする開発ベンダー。現CEOは、Rajeev Suri。日本法人は1989年4月設立のノキア・ジャパン株式会社、および旧ノキア シーメンス日本法人の後身であるノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社(2013年9月1日にノキア シーメンス ネットワークス株式会社より改称、2018年4月1日に合同会社化)。現在の主要事業は、無線技術を中心とする通信インフラ設備の製造・開発であり、売上の9割を占めている。2011年までは世界最大の携帯電話端末メーカーであった。市場占有率および販売台数の両方で、1998年から2011年まで首位を維持していたが、その後、スマートフォン戦略および、アメリカ合衆国での市場戦略の迷走により低落傾向に陥り、2012年第一四半期ではサムスン電子に次ぐ2位となった。さらにこの後、iPhone等を擁したアップルや、AndroidOS採用の新世代スマートフォン端末の台頭による経営危機と大規模なレイオフを経て、2013年9月2日にマイクロソフトが携帯電話事業の買収(54億4000万ユーロ、約7100億円)を発表、2014年4月25日に買収手続きが完了し、同事業はマイクロソフト社の傘下に移った。2016年、マイクロソフトは携帯電話部門をノキアOBによるスタートアップHMD Globalに売却し、現在はこの会社がノキアのブランド名を継承した携帯電話を製造・販売している。この会社へのノキアによる資本の出資などは行われていないが、オフィスはノキアの本社ビル内に位置している。携帯電話の通信設備では世界第2位であり(世界第1位はスウェーデンのエリクソン)、GSM、W-CDMA (UMTS) 方式の携帯電話の通信設備を携帯通信事業者向けに開発して販売している。この携帯電話の通信設備のビジネスは2006年にシーメンス(ドイツ)との合弁事業とし、ノキア・シーメンス・ネットワークスが設立された。2013年にはノキア・シーメンスを100%子会社化し、2014年4月にノキア・ネットワークスと社名変更された。2016年にはアルカテル・ルーセント(フランス)を買収した。その他にも音声電話などのアプリケーション、ISDN、ブロードバンドアクセス、モバイルラジオ、VoIP、無線LAN、地上波デジタル放送の受信機、衛星受信機などの通信機器を生産している。近年では、IoT、バーチャル・リアリティ(VRカメラOZOなど)、そしてヘルスケア関連製品のビジネスにも参入している。日本でも情報通信技術(ICT)を使った幅広いソリューション事業を展開している。2017年には宮城県仙台市と、地域産業活性化や街づくり、ドローンを使った防災などで協力する連携協定を結んだ。











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