永遠の夢に向かってミラマックス

 

ミラマックス

ミラマックス















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MIRAMAX
















































ミラマックス(Miramax Films)は、アメリカの映画会社。親会社のウォルト・ディズニー・カンパニーにより、2010年1月末日で閉鎖。2010年12月にフィルムヤード・ホールディングス(Filmyard Holdings)に売却され、映画製作を継続している。1979年にハーヴェイとボブ・ワインスタイン(ハーヴェイ&ボブ・ワインスタイン Harvey and Bob Weinstein)兄弟によってニューヨークで設立された。彼らの両親の名前「Max」と「Miriam」から会社名をMiramaxと名づけたといわれる。この会社は本来、メジャースタジオでは配給できないと考えられるインディペンデント映画を配給するためにつくられた。特に1990年代、クエンティン・タランティーノをはじめとしたアメリカの新しい傾向の映画作家たちの作品や、『イル・ポスティーノ』をはじめとする世界各国の秀作のアメリカでの配給で一躍その名を高め、90年代半ばのアメリカにおけるインディペンデント映画ブーム・外国映画ブームの震源地となった。その配給作は相次いでアカデミー賞など多くの映画賞を獲得した。1993年にはディズニーに7000万ドルで売却された。しかし、次第に小さな映画の製作・配給から、賞狙いがあからさまな作品や歴史大作を頻繁に手がけるようになるなど社風は変化してきた。アカデミー賞に対しても、委員に対する政治的影響力の行使が行われたとの批判もある。2000年代に入り他のインディペンデント映画製作・配給会社の台頭もありミラマックスの特色は失われてきた。『ドグマ』のように宗教を扱った映画や、『華氏911』などのように政治色の強い映画の配給中止をディズニーから求められたことなどもあり、ウェインスティン兄弟は2005年9月30日に別会社ワインスタイン・カンパニーを作り、ディメンション・フィルムズなど子会社も引き抜いて退社した。10大映画会社にはミラマックスにかわってワインスタイン・カンパニーが入ったとされる。2009年10月には人員や製作本数の大幅削減が行われ、配給や管理部門も親会社に統合され、2010年初頭には本社をそれまでのニューヨークからカリフォルニア州バーバンクに移転させた。2010年1月にはウォルト・ディズニー・カンパニーと経営統合され、ニューヨークやロサンゼルスの独自のオフィスも閉鎖された。この後、ディズニーではミラマックスの売却が話題に上るようになった。ミラマックスの映画ライブラリなどの資産を求めてGoogleなどが関心を示したが、2010年7月、親会社のウォルト・ディズニー社は、建設業界の重鎮で投資会社 Tutor Perini を経営しているロン・チューターと他数社(コロニー・キャピタル、カタール投資庁など)の投資家グループに約7億ドル(ディズニー購入時の約10倍)で売却する事に合意したと報じられ、そのグループの中には俳優のロブ・ロウも参加していると伝えられた。2010年12月3日に、ディズニーはこれら投資家が結成したグループである「フィルムヤード・ホールディングス」(Filmyard Holdings)へミラマックスを6億6300万ドルで売却することを決定した。これには過去の700本余りの映画、書籍類、製作中の映画や「ミラマックス」という社名も含まれている。2010年12月にはミラマックスはウェインスタイン兄弟のワインスタイン・カンパニーと組んで、ミラマックスの過去の作品の続編製作を行ったり、新たなテレビシリーズの共同製作をしたりするなどの提携事業を行うこととなった。他の映画・ビデオ配給業者と組んだ旧作のソフト化や、ネット事業者と組んだ旧作のネットでの配信など、人気作を多数擁するライブラリを生かすことを重点にした経営が行われている。ミラマックスは、自社製作映画に対して、また配給権を獲得した海外の映画に対して、アメリカ人観客が受け入れやすくなるよう大幅に編集・改編することが多いため、ウェインスティン兄弟はフィルムに容赦なくハサミを入れる「シザーハンズ」とも揶揄されていた。これを免れた数少ない例は宮崎駿の『もののけ姫』、劇場版『ポケットモンスター』シリーズ(第4作~第7作)などである(もののけ姫についても、2時間以内への短縮やアメリカ人向けの整理を求める意見はあったが、最終的にはオリジナルを尊重することとなった)。またミラマックスは世界配給権を手に入れることが多いため、ミラマックスを通じて世界へ売られているヨーロッパや中南米、アジアの映画を製作国以外の国(例えば日本)で見る場合、本国のオリジナルに比べ大きくカットされていることは多い。(例:ジュゼッペ・トルナトーレの『マレーナ』はミラマックスによるカット版がイタリアを除く各国で劇場公開され、その後ノーカット・無修正版を収録したDVDが販売されている)日本においては『Shall we ダンス?』(周防正行監督)の全米における配給を担当したことでその存在を知られるようになったが、その公開に至るミラマックス各部門(編集、翻訳、予告編など)との軋轢の顛末や全米プロモーションの道中については著書『『Shall we ダンス?』アメリカを行く』に詳しい。紛糾の末、周防の納得の行かない予告編が作成され、2時間半近い内容を2時間以内にカットしたバージョンが作られた。このヴァージョンがアメリカのみならずヨーロッパなどでも公開されることになったが、ミラマックスの営業の尽力により全世界での大ヒットに至っている。吹き替えや字幕などの翻訳でもアメリカ人に受け入れられやすくするための改変が多いといわれる。たとえば『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー』は字幕つきのオリジナル音声で公開はされたものの、字幕ではアメリカ人になじみのない清朝末期の政治的背景が翻訳されず、編集でもアクションシーン以外の部分が大きく短縮され、映画音楽も差し替えられたために『黄飛鴻のテーマ』が流れないという事態になった。このほか、多くのアジア映画の配給権を購入したものの劇場でもDVDでも公開せず、その代わりに合法の輸入DVD販売を阻むなど、映画マニアを怒らせたこともある。たとえば『少林サッカー』の配給権を獲得しながら、劇場公開しないまま長期間にわたり死蔵し、その間に無残な予告編を公開した。結局、最終的な劇場公開までの間にファイルの違法ダウンロードと海外版DVDの輸入が大量に行われていた。














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