THE FOUNDER

THE FOUNDER















Facebook-Share-Image.jpg

















映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』












































きれいごとだけでは、夢は”絶対”に叶わない!

アメリカンドリーム。それは、出自とは関係なく、志と情熱を抱いた誰もが思い描くことができるが、ごくひと握りの人間だけが、自らの手で成功を掴み取ること。世界中の人々の胃袋を満たす言わずと知れたファーストフードチェーン「マクドナルド」。『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』は、そんな”世界最強のハンバーガー帝国”を築きあげた男、レイ・クロックの物語。若くして成功する起業家が目立ちがちだが、レイ・クロックに転機が訪れたのは、既にキャリアの終盤とも言える50歳を過ぎた頃だった。アメリカ中西部の片田舎でマック&ディック兄弟が経営していたマクドナルドの仕組みを、その革新的な手法にチャンスを感じる。タイトルの”ファウンダー”にあるよう、創始者が、はなりふり構わず競争社会の頂点にのし上がっていく様を描いていく。10億ドル規模の大企業・マクドナルドの誕生の裏に潜む、ある情熱をたぎらせた1人の男の野心や戦略、そして裏切りから成功まで、そのドラマチックでリアルな物語を映し出す。主人公レイ役を務めるのはマイケル・キートン。バットマンシリーズで人気を不動のものにしながらも、その後、大きくは目立っていなかった。それでも近年の活躍は目覚ましく、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』や『スポットライト 世紀のスクープ』などでアカデミー賞作品に出演し、再び注目を集める名優。どこか人間くささ溢れる演技を魅力とする彼が、ギラギラとした野心に燃えるレイを演じる姿には注目だ。レイの妻役には『ジュラシック・パーク』シリーズで知られるローラ・ダーン、マクドナルド兄弟にはニック・オファーマン、『テッド2』のジョン・キャロル・リンチら実力派俳優たちが脇を固める。監督はジョン・リー・ハンコック。映画『しあわせの隠れ場所』などの代表作では、誰もが温かな気持ちになるような人と人との間に通う深い愛情を描き出した。今回は、お金や欲望をめぐる複雑な人間関係や競争という対照的なテーマに挑む。1954年アメリカ。52歳のレイ・クロックは、シェイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていた。ある日、ドライブインレストランから8台ものオーダーが入る。そんな店なのか興味を抱き向かうと、そこにはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店<マクドナルド>があった。合理的な流作業の”スピード・サービス・システム”や、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイは、壮大なフィランチャイズビジネスを思いつき、兄弟を説得し、契約を交わす。次々にフランチャイルズ化を成功させていくが、利益を追求するレイと、兄弟との関係は急速に悪化。やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るために、兄弟との全面対決へと突き進んでいく。映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』が2017年7月29日(土)より全国でロードショー。


マクドナルドを乗っ取り、「創業者」と呼ばれた男

2017年1月、マクドナルドの創業者レイ・クロックを描いた映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』が、米国で劇場公開された(7月29日日本公開予定)。成功者の代名詞として語り継がれてきたクロックだが、これまで光が当たることのなかった彼のダークサイドが浮き彫りになった形だ。マクドナルド社からも公認されないまま、2度の延期からやっと公開に漕ぎつけた本作は、公開と同時に各国のメディアに大きく取り上げられ、物議を醸した。独善的で口が悪く、3度の結婚、妻には暴行、という彼の正体とは。


ドナルド・トランプはレイ・クロックの現代版?

マクドナルドは、飽くなき野望を抱える1人の男によって世界的ファストフード企業へと成長を遂げた。レイ・クロックである。死後30年以上が経っても「最強のビジネスマン」としていまも語り継がれる一方、成功のためなら手段を選ばない傲慢さやその好色ぶりから、「ドナルド・トランプはレイ・クロックの現代版」などと揶揄されている。店名にマクドナルドの名前があるにもかかわらず、公式にも創業者とされ、いつもスポットライトを浴びるのはクロックのほうだった。だが真の創業者は、クロックではなくマクドナルド兄弟だ。クロックこそが、この兄弟から企業を奪ったのだ。


ある日、営業先で…

1902年、レイ・クロックはシカゴ郊外の町オークパークで、チェコ系移民の家庭に生まれた。米国が第一次世界大戦に参戦すると、15歳の彼は高校を中退して年齢を偽り、赤十字に志願。負傷者用救急車の運転手になってヨーロッパへ行こうとする。しかし、研修終了間際に第一次世界大戦が終わりを告げる。その後は、ピアノ奏者や紙コップのセールスマン、ミキサーのセールスマンとして働いた。彼が売っていたマルチミキサーは、ミルクシェイクを同時にいくつも作ることができる最新式のものだった。1954年、52歳のクロックはカリフォルニア州南部サンバナディーノにあるレストランを訪れることにした。突然、8台ものマルチミキサーを発注してきたからだ。そのレストランこそ、スコットランド系米国人モーリス・マック・マクドナルドとリチャード・ディック・マクドナルドの兄弟がオープンしたファストフード店、マクドナルド・ハンバーガーだった。クロックは、この店の「限界まで簡略化、効率化する」という革新的なオペレーションにあっけに取られた。そこではわずかなメニュー、つまりハンバーガーとフライドポテト、飲み物だけに注力し、その分、高品質と素早いサービスを売りにしていた。当時のハンバーガーは15セント、フライドポテトは10セントほど。皿ではなく、使い捨ての紙でハンバーガーを包む手法は、高価な食器洗浄機を導入せずに済ませるためだった。マクドナルド兄弟はテニスコートにチョークで店の図面を描き、従業員が効率的に動けるように指導。パテを焼くだけの担当、バンズに挟んでラッピングするだけの担当……そうして、注文からわずか30秒でハンバーガーを出すことに成功した。マクドナルド兄弟はちょうど、この店の新たな代理業者を探していた。クロックはそれを大きなチャンスだと捉えた。1955年、フランチャイズ権を獲得し、マクドナルド株式会社の前身となる「マクドナルド・システム」を設立。イリノイ州に店をオープンすると、またたく間に全米展開に成功。わずか3年で、総計1億個のハンバーガーを売り上げた。


「花瓶を窓から投げてやろうと思った」

しかしその直後から、クロックとマクドナルド兄弟との関係は日に日に悪くなるばかりだった。本来の契約では、クロックが総販売額の1.9%を、マクドナルド兄弟は0.5%を受け取るというものだったのだが、実際の分配はそうなっていなかったのだ。1961年、マクドナルド兄弟が270万ドルのロイヤリティを要求すると、クロックは激高した。彼は、「マクドナルド兄弟が自分を失敗させようしている」と感じていたのだ。かつて、自伝『成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝』のなかで、彼はこう振り返っている。「窓から花瓶でも投げてやろうかと思った。奴らのガッツが大嫌いだったんだ」「マクドナルド兄弟は鈍感で、僕がこのプロジェクトに注ぐ1セント1セントにはまったく無関心だった」とはいえクロックは、店内のデザインを変更したい場合は、そのつどマクドナルド兄弟に書留で手紙を送らなければならなかったという。それがどんなに小さなことでも、たとえばどこでどのようにジャガイモを保存するか、といったようなことにでも書類が必要になった。結局、1961年にクロックがマクドナルド兄弟からすべての店を買い取った。50%もの所得税に辟易としていた兄弟は、もし自分たちが他界したら、家族に莫大な税金が請求されることを恐れていた。それだけは避けたいと、店を売ってつつましい生活を送ることに決めたのだ。「30年間、来る日も来る日も働いてきた」と訴えるマクドナルド兄弟に対して、クロックは自伝でこう述べている。「それは、じんとくるものだった。ただ、哀れみの涙がこみあげることはなかった」


食い違う双方の言い分

その後もこの大型ディールについては問題が付きまとった。契約書には、マクドナルドの原点であるカリフォルニアの店の譲渡は含まれていなかったのだ。同店は当時すでに年間10万ドル(現在の価値では約100万ドルともされる)を売り上げていた。このことは、後にマクドナルド兄弟が主張したもので、クロックにとっては寝耳に水だった。クロックは「何て馬鹿で腐った騙し方だ! 俺はあの店の売り上げも必要なんだ」とさらに激怒した。ついに、クロックはその店からわずか1ブロックしか離れていない場所にマクドナルドをオープンさせた。兄弟の「マクドナルド・ハンバーガー」を潰しにかかったのだ。兄弟の店は、店名を「ビッグM」に変更することを余儀なくされた。その6年後、ビッグMは廃業に追い込まれた。関係修復の可能性はとっくに失われていた。兄弟が他界したいまでも、マクドナルド一家はクロックへの恨みにを抱いている。英紙「デイリー・メール」の取材に、マクドナルド兄弟の甥ロナルド・マクドナルドは、怒りをぶつける。
















DEmoGDZU0AECeDp.jpg




日本マクドナルド株式会社

McDonald's














STAR




Guide
  •  …この記事と同じカテゴリの前後記事へのページナビ
  • nbsp;…この記事の前後に投稿された記事へのページナビ
 

~ Comment ~

  ※コメントの編集用
  シークレットコメントにする (管理者のみ表示)

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

MENU anime_down3.gif