永遠の夢に向かって隣の女の子も、その隣の女の子も好き

 

隣の女の子も、その隣の女の子も好き

隣の女の子も、その隣の女の子も好き

















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The Undertones - Teenage Kicks




































アンダートーンズ - 「ティーンエイジ・キックス」

アイリッシュなバンド、アンダートーンズの曲「ティーンエイジ・キックス」をジョン・ピール(英国BBCの名物DJ)が聞いて号泣した曲。ぼくも未だにこの曲を聞くと胸が熱くなる。ジョン・ピールはこの曲を自分の葬式の時にかけてくれといっていたそうだ。彼は棺桶の中で泣いていたことだろう。ぼくもこの曲を葬式の時にかけてほしい。なんでこの曲が素晴らしいのかよく分からない。この曲には子供の頃の初恋の熱い思いが込められている。初恋なんて清いもんじゃないか。隣の女の子も、その隣の女の子も好きという歌だ。女の子がこの気持ちが分かるのかぼくには分からないので、ぼくの彼女が帰ってきたら聞いてみようと思う。彼女がどう言うか楽しみだ。でもこんな青年期の恋の歌なんか何万とあるのに何でこの歌はこんなに素晴らしいのだろう。50歳になっても何で体が熱くなるのだろう。ぼくが何歳で死ぬかしらないが、多分80歳のぼくもこの曲を聞くと胸が震えると思う。どんなマジックがあるのかこの曲をコピーしてみた。ただDからちょっとずつ下がっていって、またDに上がるだけの曲。サビはGA、たったそれだけの曲だ。でも何で胸がときめくのだろう。この曲に影響を与えたラモーンズのどの曲よりも。この答えは間違っているかもしれないが、それは北アイルランドで政治的、宗教的に毎日苦しんでいた彼らの気持ちがこのマジックを生んでいるんだとぼくは思う。ヴォーカル、ファーガル・シャーキーの言葉を借りるなら「政治や環境についての曲を作らない理由を話したくなかった。ぼくたちが住んでいる所は危険だ。忠誠心などを示したらトラブルに巻き込まれる。今だに状態は変わることなく続き、ぼくやちは同じ話を永遠にしている。皆 夢を見すぎたんだよ。400年も拘束されてきた土地を癒し、平和にしたいだなんて夢物語だ。ぼくたちは毎日あの土地の空気に触れてきた。毎日苦労してきたんだ。朝学校に行く時にも止められて尋問される。ぼくたちがライブハウスで毎週土曜日ジョッキ3杯で酔う意味、それは完全な現実逃避だ。観客、つまり、同士は説教なんて望んではいない、政治や社会はどうでもいい、何も変わらなくても、ギネス3杯で土曜の朝を迎えられる。」これが答えだと思っている。アンダートーンズのサウンド、メロディから感じる優しさの秘密はこれだとぼくは思う。アンダートーンズはアルバム『クライシス・オブ・マイン』で北アイルランドで起こっている事実を歌に込めようとした。血の日曜日事件で捕われたIRAのテロリスト(あえてこう言わしてほしい、彼らのファンのお兄さんだった)が釈放されたことについての曲「ユア・ウエルカム」、北アイルランドでのハンガーストライキーの主旨に曲をつけた「イッツ・ゴーイング・トゥ・ハプン」では“こういうことはいつでも起こる、あなたが考えを変えるまで”と歌われる。この曲はトップ・オブ・ザ・ポップスでも歌われた。アンダートーンズには素晴らしくポップな曲がたくさんあります。聞いてみてください。ジャケットも気のきいたのがたくさんあります。

『久保憲司 ロック千夜一夜番外編』より。
















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