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永遠の夢に向かって日産がトヨタを抜いた!

 

日産がトヨタを抜いた!

日産がトヨタを抜いた!

















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日産自動車株式会社




































































32年ぶりの快挙!日産 ノートとセレナが月間販売数1位・2位を独占

日産は、2017年1月の国内販売登録車ランキングでノートが1位(1万4113台)、セレナが2位(1万1179台)を獲得したと発表した。ノートは2016年11月にも軽自動車を含む全販売車種のランキングで首位を獲得している。なお、登録車ランキングで日産車が1位、2位を同時に獲得するのは、1984年9月のサニー、ブルーバード以来、32年ぶりとなる。2016年11月2日に発売されたノートは、新たに追加した新電動パワートレイン「e-POWER」が高い評価を得ている。 また、2016年8月24日に発売されたセレナは、室内の広さや使い勝手、快適性に加え、同一車線自動運転技術「プロパイロット」が好評である。日産の国内販売を担当する専務執行役員の星野朝子氏は、「自動車メーカー各社が新機能搭載の新型車を続々と発売する中でのノートの1位、セレナの2位獲得は、技術の日産が推し進めるインテリジェントモビリティ、すなわち電動化と知能化の取り組みを多くのお客さまに認めて頂いた結果だと、大変嬉しく、興奮しています。当社の電動化、知能化技術が受け入れられたことは、日本の新しいモビリティー社会が始まったことの証です。私たち日産は、今後も時代のトレンドをいち早く捉え、多くのお客さまに素晴らしい商品を提供していきたいと思います」とコメントした。なお、軽自動車を含めた国内販売ランキングでは、ノート、セレナにデイズを加えた日産の3車種がベスト10にランクインしている。2017年1月の登録車販売台数で日産が32年振りに1位と2位を獲得した理由はハッキリしている。どちらも日本国内市場を強く意識し企画されたクルマなのだった。改めて軽自動車を含めた販売台数を見ると、ランキング上位陣の常連は日本のユーザーを重視して開発したモデルばかり。なかでも顕著なのがトヨタ。昨年の販売台数を見たら1位のプリウスからして日本が世界最大の市場だし、2位のノア3兄弟についちゃ完全なる日本専用車。3位アクアだってプリウスと同じく日本市場が最も大きい。さらに4位シエンタ。5位カローラと日本専用車ばかり続く。その他のメーカーの販売台数上位も、日本専用車か、日本&ヨーロッパ市場を強く意識して開発されたモデルばかり。やはり日本で売れるクルマは日本&ヨーロッパ向きの車種ということになる。ちなみにヨーロッパ市場を強く意識した車種も最近急速に少なくなっており、これまた日本での存在感が薄れた。


アメリカ向けのモデルは日本では不人気

こういった流れに逆行しているのはホンダだ。中国向けに開発したジェイドや、タイなど新興国向けのグレイス、アメリカ向けのアコードなどを日本に導入し、総崩れとなってしまった。現在ホンダで売れているモデルは、日本とヨーロッパを強く意識したフィット(アメリカでは不人気)、ヴェゼルなど。日本で売れそうに無い車種を導入する流れは止まっておらず、2017年8月にアメリカ向けのシビックを日本で発売する。なぜこういった失敗明白の販売戦略をするのか全く理解出来ない。割とボーダーレスのブランドと言ってよいスバルですら、アメリカを強く意識したレガシィの売れ行きは伸び悩んでしまっている。だから日本市場向けにレヴォーグを導入したのだった。とにかく日本市場でクルマを売ろうとするなら、日本専用車か100歩譲って日本とヨーロッパ市場向けのクルマだろう。今年発売が予想されている車種に日本専用車はあるのか?残念なことに見当たらない。強いて言えばマツダの3列シートSUVであるCX-6くらいだろうか。このあたりで大きく舵を切り、アメリカと中国は完全に切り離しで考えたらいい。そして日本とヨーロッパ、さらに「ケミストリー」の合う大洋州などを重視した車種に注力したら良いと考える。日本で販売台数が伸び悩むのは「買わなくなった」というより「欲しいクルマが少なくなった」からかもしれない。


日本で人気の最新ミニバン、北米ではナゼ売れない?

いまやミニバン花盛りの日本自動車市場。しかし、そんな売れ筋モデルとて、国内専用モデルであることが多い。そのワケを北米在住のリポーターが分析した。国内敵ナシ、アルファード。2015年1月26日、トヨタの最上級ミニバン「アルファード」がフルモデルチェンジした。図体が大きいこのクルマは、日本国内の高級ミニバン市場でシェア50%を誇る“巨人”でもある。その強さの秘密は――プレス向け試乗会に参加してわかったのだが――やはりデザインにあるだろう。アルファードの実質的な開発を行っているトヨタ車体のデザイナーは言った。「我々は大型ミニバン、大型SUVのスペシャリスト。ミニバンには乗用車とは全く違うデザイン発想が必要なのです」。たとえば、3.5リッターV6を搭載するアルファードの重厚な乗り心地。オットマン機能で優雅な気分に浸れるシート。インテリアのレイアウトやディメンションは、普通の乗用車感覚ではあり得ない。日産エルグランドも日産車体が関係しているが、デザイン面では日産本社デザイン部門の意向が強いときく。対するトヨタは、グループ内の専門家にデザインのかなりの部分を任せ、トヨタのスローガンである「適時・適地・適車」を実践している。3代目はさらに兄弟車ヴェルファイアを加えて、30歳前後のシェア拡大を狙う。まさに敵ナシ状態である。


北米市場じゃ、ハンパもの?

そんなアルファードが、なぜか北米では売られていない。なぜなのか?理由は簡単。こんな“妙なミニバン”、アメリカ人は買わないからだ。日本では皆、アメリカをミニバン大国だと思っているフシがある。大手新聞などでも、「ミニバンはサッカーママ御用達」と報じることがよくある。が、アメリカでいうミニバンに、アルファードのようなゴージャスさはない。そもそもアメリカ人は日本人がアルファードを所有して感じるようなステイタスを、ミニバンには感じないのだ。私は、アメリカ各地でことあるごとに、知り合いのアメリカ人男性たちにミニバンをどう思うか聞いてみる。彼らの答えはいつも同じで、「自分じゃ買う気にならない」。ミニバンには、家族のための使い勝手や、商用目的の利便性しか期待していないわけだ。こうした観点で見ると、アルファードはアメリカではサイズ的に小さ過ぎる。ご存知だろうか、アメリカ専用ミニバン「トヨタ・シエナ」は、アルファードに比べて255mm長く、130mm幅広く、140mmも背が高い。ホイールベースだって80mm長い。さらにシエナは、3列シート後部の荷室スペースが大きい。対するアルファードは、3列シートを最後部までスライドさせるとリアハッチ開口部とほぼ接触し、荷室スペースは消滅する。つまるところ、アルファードが用いている「大型ミニバン」の「大型」とは、日本の生活事情に限ったことなのだ。だだっ広いアメリカでは中途半端なサイズ感になる。ホンダも一時、カナダ生産のアメリカ向けミニバン、北米版オデッセイを「ラグレイト」として日本でも発売した。しかし、日米ミニバンの差を強く感じたホンダは、日本専用大型ミニバン「エリシオン」の開発を余儀なくされた。


ある意味、ニッポン文化

トヨタ関係者からは、こんな話も聞いた。「先日、ヨーロッパのディーラー関係者がウチの工場見学に来ました。ラインを流れているアルファードを見て『面白いクルマだ。ヨーロッパでも売れるぞ!』と真剣に言っていました」。狭い国土や生活習慣など、アメリカよりは日本寄りのヨーロッパ。こうした声が出るのは当然なのかもしれない。「アルファードをアメリカに!」という熱狂的日本車ファンも、いないわけではない。が、上記のような現実をみれば、アルファードは、日本の漫画やアニメに似たような「他に類をみない日本特有の最新文化」と感じられるはずだ。アルファードの本当のライバルはエリシオンではなく、『エヴァンゲリオン』なのかもしれない。


本場北米のミニバン事情

ミニバンの元祖は、1980年代なかごろの「ダッジ・キャラバン」だと言われている。当時、事業再建中だったクライスラー社の社長は、リー・アイアコッカ。キャラバンはリー・アイアコッカが1960年代にフォード社で商品企画の陣頭指揮をとったマスタングを彷彿とさせるヒット作となった。その後もダッジ・キャラバンはアメリカンミニバンの代表選手だった。1990年代の日本では、「シボレー・アストロ」がブームになった。思えばあれは、日本の自動車雑誌と輸入車業者が巧妙に仕組んだ“アメリカンドリーム”だった。確かに当時、ラスベガスSEMAショーなどアフターマーケットの一部では、エアロパーツを装着したりボディペイントをするアストロが見られた。だが、LAでもNYでもアストロはただの商用バン。日本で大量発生したような風貌のアストロをアメリカの街中で見かけることはまずなかった。ブームの舞台裏がどうであれ、アストロに新たなる光明を見出した日本メーカーは、「日産エルグランド」や「トヨタ・アルファード」を生み出した。タイヤメーカーは、ミニバン専用タイヤまで開発。日本専用の大型ミニバン市場は進化を続けている。最近の北米市場では、日本メーカーが国内のノウハウを随所に散りばめた「トヨタ・シエナ」や「ホンダ・オデッセイ」(日本向けよりかなり大きな北米専用車)の人気が定着している。韓国メーカーのキアも、レンタカーなどで着実に販売を伸ばしている。対するGMは、ミニバンとSUVのクロスオーバーを銘打つ「シボレー・アップランダー」とその兄弟車を登場させたが、低人気であえなく消滅。その後、「GMCアルケディア」などのV6ミッドサイズSUVへと方向転換した。アメリカでのミニバン市場は、しぼむことはなくとも、もはや成長過程にはないと言えよう。


和製ミニバンのこれからは?

では、われらが日本国内のミニバン市場は、今後どう展開するのか?注目は、次期「日産エルグランド」だ。日産関係者の間では「日米大型ミニバンの一本化」が囁かれている。“トールハイトでエグイ顔”で売ってきたエルグランドの次期型は、(トヨタのエルグランド対策車=ヴェルファイアとのガチンコ勝負を嫌って?)ロー&ワイドになるかもしれないのだ。次期エリシオンも「クルーザー」と称する現行コンセプトを貫くのか、それとも威風堂々アルファード路線へ方向転換するのか、微妙なところだ。ミドルサイズミニバンは、文字通り大型/小型ミニバンの中間をどう生き抜くのかが課題だ。トヨタには、アルファード/ヴェルファイアとノア/ヴォクシーのどちらにも満足しない人のために、「エスティマ」がある。マツダの次期MPVは、余裕のエスティマに、Zoom-Zoom路線で真っ向勝負を挑むのか? あるいは大型ミニバンに変貌し、次期エルグランドが模索している日米共通モデルになるのか?そして、最もホットな、ノア/ヴォクシー、ステップワゴン、セレナらがひしめく200〜250万円クラス。今後は「マツダ・ビアンテ」、「スバル・エクシーガ」も参入する。ガソリン高が進む中、大型ミニバンとともに「日本専用&日本文化特化型」として、さらに熟成されていきそうだ。これらが今後北米に導入されるかどうかは未知数だが、いずれにせよ、楽しみなことである。














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