永遠の夢に向かってマドンナのスーザンを探して

 

マドンナのスーザンを探して

マドンナのスーザンを探して



















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Desperately Seeking Susan 1985
































『マドンナのスーザンを探して』(Desperately Seeking Susan)は、1985年制作のアメリカ合衆国のコメディ映画。邦題とは違い、マドンナは助演で、出番も少ない。ロザンナ・アークエットは第39回英国アカデミー賞で助演女優賞を受賞した。マドンナの実質的に最初の出演作だが、僕のお気に入りの一本である。監督は、スーザン・シーデルマン。脚本は、リオラ・バリッシュ。マドンナはこれ以降も「エビータ」等何本もの映画に出演するが、何と言ってもこの作品が最高だと思う。マドンナはこの撮影時、25歳。歌手としては、「ライク・ア・ヴァージン」(1984年)以降、数々のヒットを飛ばし、ポップス界のスーパースターとしての地位を確固たるものにしつつあった頃である。ただし、この作品の主役はあくまで、ロザンナ・アークエットで、マドンナの出番はやや少な目である。スーザン(マドンナ)は奔放でワルだが憎めない魅力を持つ女。アトランティックシティで男と別れ、NYへ向かう。というのも新聞の伝言欄に「Desparately seeking Suzan. Jim」(必死にスーザンを探しています。 ジムより)という、元彼(ジム)からのメッセージが載っていたから。待ち合わせの場所はバッテリーパーク(海に面した公園。「自由の女神」のあるリバティ島へのフェリーはここから出ている)。同じ頃、ニュージャージー(NYの隣)に住む主婦のロバータ(ロザンナ・アークエット)もその新聞に目を留めていた。彼女の夫は浴槽やスパを販売する会社の社長のため、生活は豊かであったが、退屈な毎日を送っていた。好奇心にかられたロバータは、スーザンを確かめるために、バッテリーパークへ出掛けて行く。そしてスーザンらしき女を発見する。その女を尾行するロバータだったが、ひょんなことから、ロバータがスーザンと間違われて、命を狙われるようになる。実はスーザンがアトランティックシティで別れた男はギャングの一味で、スーザンがその男から「ある物」を持ち逃げしていたのだ・・・この作品は脚本と編集が見事である。複雑な展開なのに、それが頭にすうっと入って来る感じだ。それと全般にセンスの良さが光る。というか僕の感性に合っているのだ。もし自分が映画を撮るとしたら、こういう作品を撮りたいなと思わせてくれる一本である。1980年代半ばのNYは、今よりもずっと治安が悪くて汚い街だった。危険で猥雑だが、ある意味、今よりも輝いていたNYの魅力が余すところなく描かれている。俳優達もいい。まず、マドンナ。当たり前だが若い!マドンナって実はかなり小柄なのだ。公称161cmとなっているけど、実際はもう少し小柄だろう。しかも後年のヨガ等のトレーニングでシェイプアップした筋肉質の体ではなくて、この頃は少しふくよかで健康的な美しさに溢れている。主演のロザンナ・アークエットも、キュートかつセクシー。男優では、ロバータと恋に落ちる映写技師役のエイダン・クインもいい味を出している。余談だが、作中でロバータが自宅で料理番組を見るシーンがあるのだが、その料理番組の出演者は「ジュリー&ジュリア」でメリル・ストリープが演じた有名な料理研究家のジュリア・チャイルドその人。80年代には普通にTVに出ていたのだろう。音楽は、マドンナの初期の頃の名曲「イントゥ・ザ・グルーヴ」が主題歌として使われている。これは昔、僕も好きだった曲で、懐かしさがこみ上げて来た。監督のスーザン・シーデルマンという人は、これほどの秀作を撮りながら、他には目立った活躍をしていないようである。28歳の平凡な主婦ロバータ・グラス(ロザンナ・アークェット)は、ある日、ニューヨークの美容院で親友レズリー(ローリー・メトカーフ)と新聞を読んでいて、奇妙な広告を見つけた。<スーザンを探している>というもので、夫のゲイリー(マーク・ブルーム)との退屈な生活に浸っている彼女には、何か刺激的なものだった。一方、スーザン(マドンナ)は、黒髪を刈りあげた21歳の娘。ハッとするほど美しく、人生を大冒険と考えている。その日も、街で知り合った男のベッドで目が醒めた。そして、いたずらのつもりで、男のバッグからイヤリングを頂だいしてしまった。ロバータは、スーザンに関する情報を新聞で追い続けていた。そんなある日、<波止場で会いたし、スーザン>という広告を見つけ、ハリキッて出かけて行った。波止場では、スーザンらしき目立つ女が男と会話を交わしており、男は数週間街を離れるので何かあったら親友デズ(アイダン・クイン)に連絡を取るように、といっていた。スーザンの後をつけて行ったロバータは、彼女が古着屋に置いていったライオン柄のジャケットを買いこみ、何とかスーザンと話しを交わしたいと思った。そして<波止場で会いたし>という広告を出して、波止場に行く。スーザンを守るように頼まれたジムもやって来る。さらにスーザンが盗んだイヤリングが盗品だったことから、その泥棒からもロバータは狙われ、その結果、頭を打って記憶喪失になり、自分が誰だかわからなくなる。ロバータはデズに助けられ彼女をスーザンと思ったデズのアパートヘ連れて行かれた。デズはヴィレッジにある名画座<ブリッカーストリート・シネマ>の映写技師。アパートにもどると同棲相手が出ていくところだった。お互い惹かれ合うが、デズは、ロバータがジムの恋人だと思い込んでいる。自分が誰だかわからぬままに新しい人生を歩み始めたロバータは、幸せだった。一方スーザンはロバータ失踪をきっかけにゲイリーと知り合いベッドまで共にする仲になっていた。ジムがニューヨークに戻り、ロバータがスーザンでないことが判明した。ではスーザンはいったいどこに?早速<スーザンへ、マジック・バーで待つ>と新聞の消息欄に広告を出す。マジック・バーには、ロバータとデズ、スーザンとゲイリー、さらにイヤリングを狙つてスーザンに襲いかかるべく泥棒が結集した。泥棒は、つかまり、スーザンとロバータは表彰された。一たんは夫と共に家に戻ったロバータであったが、どうしてもデズが忘れられず、彼のもとに行くのだった。
















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