永遠の夢に向かってTHE DEVIL WENT DOWN TO GEORGIA

 

THE DEVIL WENT DOWN TO GEORGIA

THE DEVIL WENT DOWN TO GEORGIA


















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THE DEVIL WENT DOWN TO GEORGIA - The Charlie Daniels Band








































カントリー・ミュージックはアメリカではものすごい売り上げを記録しているジャンルで、ディクシー・チックスは3千万枚以上のCDを売って、女性グループ最大の売り上げ記録を持っていますし、シャナイア・トゥエインのCD総売り上げはあのマイケル・ジャクソンやマドンナよりも上です。ブルックスに至っては米国内でのアルバム総売り上げが1億枚を超えているほどです。米国でアルバムを1億枚以上売ったのは、他にエルヴィス・プレスリーとビートルズとレッド・ツェッペリンしかいないのですから、どれだけ売れているかよく分かるでしょう。本国でそれだけ売れてても日本では認知度が低いというのは、カントリーがアメリカという国の歴史に根ざした、一種のルーツ・ミュージックだから、というのがあるのかもしれません。チャーリー・ダニエルズは1936年に米国ノースカロライナ州で生まれています。もう79歳ですから大ベテランです。彼は50年代からジャガーズというカントリー・バンドで活動していますが売れず、カントリーの本場であるナッシュビルに移り、そこでプレスリーの『It Hurts Me』(邦題は『胸に来ちゃった』)をジョーイ・バイヤーズと共作したり、ボブ・ディランやレナード・コーエンのアルバムにセッション・ミュージシャンとして参加するなど主に裏方として歩み、1971年に35歳でようやく自分のバンドを率いてデビューしたという苦労人です。顔の半分を覆うひげとテンガロン・ハットという、ZZトップの先輩のようなルックスをした彼は、マーシャル・タッカー・バンドのヘルプとしてフィドルを弾きつつ自分のバンドでも精力的に活動し、1973年には『Uneasy Rider』をビルボードで9位に叩き込み、一躍名を知られるようになります。ただ全米9位に入ったとは思えないくらい地味な曲です。そのへんはアメリカ人でないと分からない機微(きび)があるのかもしれません。ヒットを出してビッグネームとなった彼らは、1974年からは「ボランティア・ジャム」という名のカントリー、ロックの垣根を越えたスケールの大きいフェスを開催し、米国のロックファンを中心に支持を広げていきました。このフェスは80年代に3年間だけ中断したことはあるものの、現在まで続いているというのですからたいしたものです。カントリーの底力を感じさせます。そんな彼らも、日本では一部のカントリー・ファンにしか知られていない存在でした。しかしある曲によって、突如として日本でもラジオでも頻繁にオンエアされるようになり、一躍その名を高めることになるのです。そのきっかけになった大ヒット曲が、1979年にリリースされた『The Devil Went Down To Georgia』(邦題は『悪魔はジョージアへ』)でした。彼らの10thアルバム『Million Mile Reflections』からのシングル。ビルボードで3位の大ヒットとなった他、この曲でダニエルズはグラミー賞のベスト・カントリー・ヴォーカル部門を受賞しています。サビ以外を早口のトーキング・スタイルでまくし立てるヴォーカルと、バトルするかのように荒れ狂うフィドルの響きが、不思議にユーモラスな感じを与える面白い曲です。道行く旅人にフィドル勝負を持ちかけて、負けた人間の魂を奪っていく悪魔が、この歌の主人公である青年ジョニーとフィドルで対決して、敗れて逃げ去るという民話みたいな歌詞は、いかにもカントリーらしいんじゃないかと思います。なおこの曲は翌年、ジョン・トラボルタ主演の映画『Urban Cowboy』(邦題は『アーバン・カウボーイ』)にも使われ、ダニエルズも本人役で出演しています。またプライマスもこの曲をカバーしていますし、ゲーム『ギターヒーロー3 レジェンド・オブ・ロック』の米国版にも収録され、シングルプレイでは最高難度を誇り『Fingerkiller』の異名をとるなど、現在でも親しまれています。1980年リリースのアルバム『Full Moon』からのシングル。ビルボードで11位のヒットとなっています。『The Devil Went Down To Georgia』とはまったくテイストの違う、普通のカントリー・ロックです。歌詞は骨の髄まで保守愛国って感じで、典型的な南部のアメリカンなんだな、と感じさせてくれます。その後彼らの作品は日本でラジオで流れることもなくなり、自分も時々何かの拍子に名前を思い出す、という程度になっていったんですが、本国ではバリバリ活動していて、30枚ものアルバムをリリースする他、他のミュージシャンの作品への参加や楽曲の提供、CMや映画音楽の制作と、年齢を感じさせないほど手広く活動しています。また対イラクや対イスラム原理主義者との戦争には全面的に賛成の立場を取り、イラクで米兵の慰問のためのコンサートも開いたということですから、保守愛国ぶりにもさらに磨きがかかっています。

チャーリー・ダニエルズの名で活躍するチャールズ・エドワード・ダニエルズ(Charles Edward Daniels)はアメリカ合衆国のミュージシャン、シンガーソングライター、ギタリスト、フィドル奏者。1950年代に活動をスタートし、長きにわたってカントリー・ミュージック、サザンロックの分野で活躍する。カントリー・チャートのNo.1に輝いた "The Devil Went Down to Georgia" をはじめとしたいくつかのヒット曲で広く知られている。1950年代から歌手・ギタリストとして活動を始める。1964年、エルヴィス・プレスリーがレコーディングすることになる "It Hurts Me" をジョーイ・バイヤーズと共作する。プロデューサーであるボブ・ジョンストンの下、ナッシュビルでセッションミュージシャンとして活動し、1969年から1970年にかけてボブ・ディランやレナード・コーエンのアルバムにも参加した。1971年に初のソロ・アルバム "Charlie Daniels" をリリース。1973年の2ndアルバム "Honey in the Rock" からシングル・カットされた "Uneasy Rider" がビルボードHOT100の9位にまで上昇する初ヒットとなる。またこの時期にはマーシャル・タッカー・バンドのセミ・レギュラーとなり、彼らのアルバムの多くにフィドル奏者として参加した。1974年には、現在まで続くダニエルズの代名詞ともいえるボランティア・ジャム(en:Volunteer Jam)の第1回目を開催する。1980年代後半に3年間中断した以外、このイベントは毎年必ず開催された。1975年には "The South's Gonna Do It Again" がトップ30ヒットになったほか、"Long Haired Country Boy" もマイナー・ヒットととなる。ハンク・ウィリアムズ Jr. (en:Hank Williams, Jr.) の "Hank Williams, Jr. and Friends" にもフィドル奏者として参加。1979年、"The Devil Went Down to Georgia" でグラミー賞の「ベスト・カントリー・ボーカル」部門を受賞。この曲は翌年、ジョン・トラボルタ主演の映画『アーバン・カウボーイ』に使用され、カントリー・ファン以外の聴衆にも広く知れ渡り、ジャンルを超えた成功を収めた。ダニエルズは彼自身の役でこの映画に出演もしている。1980年、ジェシー・ジェイムズを題材にしたカントリー・ミュージックによるコンセプトアルバム "The Legend of Jesse James" に参加。同年の "In America"(11位)、"The Legend of Wooley Swamp"(31位)や1982年の"Still in Saigon"(22位)はポップ・ヒットともなった。1990年代に入っても数枚のアルバム、シングルをカントリー・チャートに送り込んでいるほか、ゴスペルや宗教音楽のアルバムをリリース。2000年、ブラッド・ジョンソン主演の映画『アクロス・ザ・ライン』(en:Across the Line) の音楽を担当。2001年にはUPSのテレビCMに出演した。2005年10月にはBMIカントリー・アワードを受賞。2006年にはリトル・リチャード、ブーツィー・コリンズらとハンク・ウィリアムズ Jr. のバックバンドを編成し、「マンデーナイトフットボール」のオープニングに登場した。2007年11月、マルティナ・マクブライドに誘われてグランド・オール・オプリのメンバーとなる。現在も精力的に活動を続け、自身のステージのほか、他のアーティストの作品への参加、楽曲提供、テレビCMや映画音楽等、幅広く活躍している。















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